令和6年7月25日に熊本刑務所長から感謝状を頂きました。
これは、当会が約7年間にわたり、被収容者の健康運動指導などに携わってきた取り組みが認められたものです。
近年、被収容者の高齢化が進む中で、特に認知機能の低下が目立っているということです。そこで、作業療法士が関わることにより、身体機能・認知機能の改善・維持に大きく貢献しています。
作業療法士の介入により、被収容者の健康が維持されることで、被収容者の更生や出所後の再犯率の低下につながることに加え、刑務所職員の負担が軽減されることや被害者の感情を受刑者に伝えることができるなど、様々な効果をもたらすことができます。
近年では司法領域への作業療法士の関わりが求められており、刑務所の職員として勤務する作業療法士も徐々に増えています。
今回の表彰を励みに、これからも作業療法士としての専門知識と技術を活かし、被収容者の支援を続けてまいります。