作業療法士の領域

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作業療法の実施領域

1.身体領域の作業療法

病気や事故のため身体に障がいを負った方々に対し、今後生活していくための問題を的確に評価し、いろいろな作業活動を用いて治療を行います。
また障がいがあっても残された機能を最大限活用し、身辺動作や家事動作、仕事への復帰をめざした訓練を行います。更に、在宅で生活しやすいように指導、援助を行います。

利き手交換利き手交換

調理訓練調理訓練

2.発達領域の作業療法

発達時期に障がいを受けた子供たちに対して、遊びを中心としたいろいろな作業活動を利用して、個々の子供の発達課題(運動機能、日常生活技能、学習基礎能力、心理社会的発達など)や現在、将来にわたる生活を考慮した治療を行います。
また、たとえ障がいがあっても家庭や学校、社会で生き生きと生活できるように指導、援助を行います。

遊びを活かして"遊び"を活かして

自助具の選別・作成自助具の選別・作成

3.精神領域の作業療法

精神疾患により生活に障がいをもった方々に対し、個別あるいは他の人たちとの関わりや、具体的・現実的な作業活動(遊び、創作的なものから日常生活に関連するものまで)を利用し、精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善などをはかり、その人にとってのより良い生活が送れるように指導、援助を行います。

創作活動創作活動

陶芸陶芸

4.老年期領域の作業療法

さまざまな疾患や諸機能の低下をもつ老人に対して、いろいろな作業活動を用いて治療、訓練を行います。
また、老化などによって生じる生きがいや役割の喪失、引きこもりなどの心理的・社会的な問題に対しても、個々の老人のおかれた環境の中で、より主体的な生活ができるように指導、援助を行います。

認知訓練認知訓練

洗濯物干し洗濯物干し

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  • 第20回熊本作業療法学会 令和7年1月26日(日)
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