一般社団法人 熊本県作業療法士会 牛島 由紀雄
この度は、一般社団法人 熊本県作業療法士会(以下、当士会)ホームページにアクセスいただき誠にありがとうございます。また、日頃より当士会の事業および運営に対し、ご理解とご支援を賜っておりますこと心より感謝申し上げます。
私たち作業療法士は、1965年「理学療法士及び作業療法士法(法律第137号)」により誕生しましたリハビリテーション専門職です。当士会は1982年に発足し、1994年に社団法人として認可されました。その後2013年には一般社団法人に移行して現在に至ります。2023年4月時点で約1700名の会員が、保健、医療、福祉、教育、職業などの領域に勤務し、そこで行われる“作業”に焦点を当てた治療、指導、援助を行うことで県民の皆様の健康と幸福に寄与することをめざしております。
ここでの“作業”は食べたり着替えたりする身のまわりのこと、家事や仕事や勉強、遊びや趣味等、日常全ての人が営む生活における活動をさします。何らかの原因で”作業”の遂行が困難となった時、作業療法士は医学的・科学的な知識の基、その人に大切で必要な、意味のある作業の獲得を援助し、その人らしい豊かな生活、暮らしの実現を支援いたします。
社会は「地域共生社会」の構築に向けて動き出しております。その中で作業療法士へのニーズは高まり、果たすべき役割は拡大するものと考えております。当士会はこの期待に応えるべく、人材育成を推進するとともに、関係諸団体と連携・協働を図り、より良い地域つくりに貢献していく所存でございます。
今後とも、当士会活動に対してご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。